八重桜のお花見をしてきました @五日市 広島造幣局「花のまわりみち」
造幣局で年1回、お花見の為に普段入れない構内が開放される「花のまわりみち」が開催されるということで、行ってまいりました!
造幣局って何をするところ?
造幣局は、本局の大阪・さいたま支局・広島支局と全国に3か所にあります。
現在流通している貨幣(500円/100円/50円/10円/5円/1円)を製造するだけでなく、オリンピックのメダルや勲章なども作っているそうです。
「花のまわりみち」って何?
造幣局の広島支局の桜を楽しむために構内を1週間ほど開放するイベントのことです。
元々は大阪の「桜の通り抜け」で有名な造幣局の本局から昭和42年から広島支局の構内に順次移植した桜を移植してきたそうです。平成3年に造幣局創業120年記念事業の一環として一般開放を行い、以来毎年春の風物詩として親しまれています。広島県内のお花見場所としても有名で、人気が高い場所になっています。
約60種、約220本の八重桜があるそうで、親しみを感じてもらうために毎年「今年の花」として1品種をピックアップしています。ちなみに今年2018年は「福禄寿(ふくろくじゅ)」という八重桜でした。
日没後から閉館まではライトアップも行われるようです。
2019年は4月9日~4月15日に開催されるそうです!
花のまわりみち3日目の様子
2018年の今年は暖かかったこともあり、広島の桜の開花はとても早かったです。たまたま車のラジオで聞いていたら、広島支局の「花のまわりみち」が開催された初日13日(金)はギリギリ桜が楽しめて、花吹雪も楽しめます!とのこと。翌日の土曜日は、夕方から結構強い雨が降っていました。
ダメ元で行った日曜日…
満開の桜ではなく、葉桜が楽しめました!
灯籠が桜の下にあったので、ライトアップは下から照らし出すような感じなんでしょうね。綺麗だろうなぁ。
枯れてしまって葉っぱのみの桜もありましたが、緑とピンクのコラボレーションも、案外綺麗でした!
八重桜ばかりというのが新鮮でした。
一番多くあるのが「関山(かんざん)」という八重桜で、2018年現在は36本もあるそうです。2番目に多いのが13本の「普賢象(ふげんぞう)」なので、ダントツで多いです。どおりで関山と普賢象をよく見かけると思った!
桜の名前の表示を、今年から平仮名とローマ字を入れて読み方が分かるようにしたとのことでした。確かに名前って読み方が難しいですよね。
ここで読み方クイズ!これは何と読むでしょう?
①早晩山
正解は白文字で書いているので、↓を反転してくださいね!
『いっかやま』でした!
花は大輪、花弁の先端に深い切り込み&花弁の中央に紅の縦線が入るのが特徴で、花は淡紅色を帯びた白色。
②太白
正解は白文字で書いているので、↓を反転してくださいね!
『たいはく』でした!
日本で品種が無くなり、昭和5年にイギリスの桜収集家イングラム氏から接穂が寄贈され、接木育成された。一重白色大輪の名花。
③鬱金
正解は白文字で書いているので、↓を反転してくださいね!
『うこん』でした!
江戸時代に京都知恩院に植えられたと言われる。花は薄黄緑色のショウガ科のうこんの根の色に似ていることから、この名が付いた。
全部読めた方、もしや桜博士ですね??
あとは紅豊(べにゆたか)みたいな苺のような名前(!?)もありました。
造幣局の構内で公園とは違うので、レジャーシートを敷いてお花見、というよりも道を歩いて花を楽しむ、という感じでした。本格的な一眼レフで写真を撮りに来ている方も結構居ました。
今年の桜「福禄寿」発見!
花弁数は15~20枚あり、大輪の八重桜として代表的なものだそうです。福禄寿は構内に4本ありました。
構内のど真ん中にあった1本は位置的に目立つのか、花と一緒に写真を撮っている方も沢山いました。
構内では、貨幣セット販売所や投句所もありました
結局買いませんでしたが、気になったので覗きました。花のまわりみち貨幣セットは平成30年の硬貨が1枚ずつと、純銀製の年銘板で1,900円でした。年銘板が高価でした…硬貨だけに…。50万円超えのメダルなども売られていました。そんな高いの誰が買うんだろう。
平成最後の硬貨セットと、新元号の硬貨セットなら後にちょっとしたプレミアがついたりして!?!?
投句所と休憩所はテントになって、机と椅子があります。中には選ばれた作品も掛かっていました。ゆっくりと桜を眺めて、俳句を詠むのもいいですね。
私達が見に行った日曜日、造幣局のホームページによると、12,827名がお花見に訪れたそうです。
造幣局の周りには…
隣には盛春桜花(せいしゅんおうか)と名付けられたイベント会場が。
奥の方がステージになっていて、行ったときはよさこいを踊っていました。本当にちょっとした屋台があるだけ、という感じの会場だったので、そこまで盛り上がりは無かったかも…。
造幣局の前の道が、「コイン通り」と言うのですが、そちらの方も欲にまみれた私たちは色々楽しめました。それはまた後日。
造幣局へのアクセス
JR山陽本線・広電「五日市駅」北口より有料の臨時バスが運行。
広電の「佐伯区役所前」または「楽々園」から歩けないことは無いのですが、それなりにガッツリ歩く距離です。散歩がてら片道のみ、ならばアリかもしれません。
造幣局でお花見をする時の注意事項
造幣局構内に駐車場がありません。公共機関を利用するように呼びかけられています。
近くに区役所やゆめタウン五日市など、用事を済ませれば利用できそうな無料駐車場もありましたが、激混みでした。近くのコインパーキングも満車!造幣局前の道も渋滞していましたので、どうしても車が良い!という方以外は電車とバスの方が無難です。
また、会場内での飲食が禁止とのことでした。事前に調べなかったらお弁当を持っていくところでした…。先ほども書いたように、レジャーシートを広げるような感じでは無かったので、飲食禁止も納得!
造幣局のホームページはこちら
工場見学等も出来るようです。
お花見の情報はもちろん、造幣局についてのあれこれも知ることが出来ます。
興味のある方は以下よりどうぞ!
広島の造幣局「花のまわりみち」は、毎年春7日間開催されます。
来年、開催時期に満開ならもう一度行ってみようかしら?
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お越し下さりありがとうございました!
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